2014/6/28
FIFAのジェローム・バルケ事務総長が現地時間6月27日(金)、ワールドカップ(W杯)でのかみつき問題で処分されたウルグアイ代表FWルイス・スアレスについて、「治療」が必要だと語った。
スアレスはW杯でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみついたとして、FIFAから9試合の出場停止、4カ月のサッカー活動停止といった重い処分を下された。
バルケ事務総長は27日、次のように話している。イギリス『BBC』などが伝えた。
「彼は治療に行くべきだ。完全に間違っているからだよ。初めてならアクシデントだが、それ以上ならアクシデントではない。だから、処分は戒めとなるようなものではなければならないんだ」
「何百万という子供たちが見ていた。あれは、世界中でサッカーをしている子供たちにW杯で見てほしいと思うことではない」
一方、国際プロサッカー選手会はこの件について、次のように声明を出している。
「スアレスは必要なサポートをすべて受けるべきだ。選手のリハビリと真剣な治療に集中すべきである。国際プロサッカー選手会は、治療が処分の一部であるべきと信じる」
速サカ編集部