2014/6/30
現地時間6月29日(日)のワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、コスタリカ代表とギリシャ代表の一戦は、1-1で延長戦を終え、PK戦の末にコスタリカが勝利した。
FWブライアン・ルイスのゴールで先制したコスタリカだが、MFオスカル・ドゥアルテの退場で10人となると、終了間際の失点で同点に追いつかれる。
だが、数的不利になりながらも、延長戦のギリシャの猛攻をしのいだコスタリカは、PK戦で5人全員が成功。逆にGKケイロル・ナバスがギリシャの4人目を止め、初のベスト8進出を果たした。
試合後、コスタリカのホルヘ・ピント監督は、次のように話している。FIFA公式サイトが伝えた。
「すごくうれしいよ。信じられない気持ちだ。チームと国全体にとって重要な勝利だよ。本当に誇りに思う。我々は歴史をつくっているんだ。なんと素晴らしいことを成し遂げたのか。コスタリカの全員のための勝利だ」
「PKは練習していた。相手も研究していた。だから100%成功したんだ。ドラマティックで非常に難しい試合だった」
一方、ギリシャのフェルナンド・サントス監督は次のように落胆を表している。
「運については話したくない。コスタリカが勝った。当然、彼らは幸せだろう。彼らにお祝いを言うよ。我々にとっては悲しい瞬間だ。歴史をつくり続け、ギリシャ国民をさらに幸せにしたかった。彼らの5人目が決めたときは、ただただ悲しみを感じたよ」
速サカ編集部