2014/7/2
現地時間7月1日(火)のワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、ベルギー対アメリカの一戦は、延長戦の末に2-1でベルギーが勝利した。
スコアレスで90分を終えた一戦は、延長戦に入ってすぐに均衡が破れる。ベルギーがMFケビン・デ・ブルイネのゴールで先制した。さらに、ベルギーはFWロメル・ルカクの追加点で、2点をリードして延長前半を終える。
だが、アメリカも延長後半の立ち上がり、途中出場したばかりのMFジュリアン・グリーンが1点を返す。勢いづいたアメリカは、残り時間で攻め続けたが、追いつくには至らず。ベスト8には届かなかった。
激戦を制したベルギーのマルク・ビルモッツ監督は、試合後に次のように話している。FIFA公式サイトが伝えた。
「今日は前に出るベルギーを見ることができた。27本のシュートだ。1本目は2分だった。それから118分間、我々は攻撃を止めなかった。ユルゲン・クリンスマンとアメリカチームに賛辞を送りたい。特に、ファンタスティックな試合をしたティム・ハワードにね」
「我々は勝利に値したと思う。勇敢に、限界まで戦った。今日のように、チャンスをたくさんつくって決められずにいると、良い結果にならないこともある。だが、我々は信じることをやめなかった。(準々決勝の)アルゼンチン戦で我々は有利ではない。しかし、勝利を望んでいる」
一方、惜しくも敗れたクリンスマン監督は、次のように話している。
「全力を出し切って120分を戦い、敗者となるのはつらいことだ。だが、スリリングだったね。ハワードは見事な試合をした。素晴らしかったよ。彼が我々を試合に残してくれたんだ。賛辞を送らなければいけない」
「ベルギーにおめでとうと言おう。選手たちを誇りに思うよ。今日だけでなく、大会を通じて彼らがやってきたことをね。国を誇らせてくれたんだ。アメリカにおけるスポーツは成長を続けるのみだよ。ますます強くなっている」
速サカ編集部