イタリア・セリエAのミランは、FWマリオ・バロテッリを売却する予定だったようだ。シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が明かしたと各メディアが伝えている。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』などによると、ベルルスコーニ名誉会長は政治活動の中で、イタリア代表のワールドカップ(W杯)敗退やバロテッリについて、次のように話したという。

「W杯で負けたのは私だった。バロテッリを高額でイングランドのクラブに売るところだったんだ。だが、このようなW杯になって、誰ももう買ってくれないだろう。3500万ユーロ(約48億7000万円)の交渉をしていたのだが、すべて破談だ」

バロテッリはイングランド・プレミアリーグのアーセナルへの移籍が噂されていたが、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は先日、獲得を否定していた。

なお、イタリアメディアによると、ベルルスコーニ名誉会長は、DFマッティア・デ・シリオの残留を強調したようだ。

速サカ編集部