2014/7/7
ブラジルサッカー連盟は現地時間7月6日(日)、FIFAに対し、ブラジル代表DFチアゴ・シウバに対するイエローカードを撤回するように要望したことを明らかにした。
T・シウバは4日(金)のワールドカップ(W杯)準々決勝コロンビア戦で、GKダビド・オスピナがボールを蹴る際に妨害したとして、イエローカードを出された。大会2度目の警告により、T・シウバはドイツ代表との準決勝で累積警告による出場停止となる。
コロンビア戦で負傷離脱したFWネイマールに加え、ブラジルはキャプテンであり、守備の大黒柱であるT・シウバもドイツ戦で起用できなくなる。国民の前でトロフィーを掲げたいセレソンにとっては、大きな痛手だ。
だが、ブラジルサッカー連盟はT・シウバに対するイエローカードは不当だったと考えているようで、FIFAに取り消しを要請した。この主張が訴えられれば、T・シウバはドイツ戦に出場できる。
なお、ブラジルサッカー連盟は、ネイマール負傷につながったコロンビア代表DFフアン・スニガのファウルについて、規律処分を科すようにFIFAに求めたことも発表している。
速サカ編集部