FIFAは現地時間7月7日(月)、ワールドカップ(W杯)準々決勝でブラジルFWネイマールが負傷したプレーについて、ファウルをしたコロンビア代表DFフアン・スニガに処分は下さないと発表した。

ネイマールは4日の試合で後方からスニガのチャージを受け、腰椎骨折という重傷を負った。ブラジル代表は、ネイマールの回復に40日から45日が必要と明かしており、同選手は大会の残り試合を欠場することになった。

ブラジルサッカー連盟は先日、スニガのプレーを処分すべきと訴えたが、FIFAは後日処分を下す要件を満たしていないと発表している。FIFAによると、主審がプレーを認識していたこと、またカードを出していないことで、規律委員会による処分を下すことはできないとの決定に達したそうだ。

なお、ブラジルサッカー連盟は、コロンビア戦でDFチアゴ・シウバがイエローカードを受けた件で異議を申し立てていたが、FIFAはこちらも訴えを認めず。T・シウバは累積警告による出場停止で、準決勝のドイツ戦に出ることができない。

速サカ編集部