2014/7/8
ドイツ代表は現地時間7月8日(火)、ワールドカップ(W杯)準決勝でブラジル代表と対戦する。2002年大会決勝でブラジルに敗れているドイツだが、DFジェローム・ボアテングは「リベンジではない」と話している。
横浜国際総合競技場で行われた2002年のW杯決勝、ドイツは元ブラジル代表FWロナウド氏の2ゴールの前に沈み、1996年のEURO以来となる主要大会制覇の夢を絶たれた。
それから12年。ドイツは2006年、2010年と2大会連続でベスト4敗退を余儀なくされている。24年ぶりの優勝を目指すドイツにとって、まずはブラジルに雪辱し、13日(日)のファイナルへの切符を手に入れたいところだ。
もちろん、ボアテングもファイナル進出を願っている。だが、それは12年前のリベンジのためではないと語った。FIFAの公式サイトが伝えている。
「これがリベンジじゃないことは確かだ。僕らはただファイナルに進みたいだけなんだよ」
「スタジアム全体が僕らの敵だろう。それはさらなるモチベーションになると思う。僕らは大きなテストに臨むんだ。完全に集中して試合に入り、自分たちのプレーをしなければいけない。僕はすごくモチベーションを感じている。プレーするのが楽しみだ」
ブラジルはFWネイマールの負傷離脱に加え、キャプテンのDFチアゴ・シウバが出場停止。代役はドイツ・ブンデスリーガのバイエルンでボアテングとチームメートのダンテと見られる。
「彼が出場するなら、両チームにとってアドバンテージだね。僕らは彼と対戦するのを楽しみにしている。相手チームに彼がいるなんて、普通ではないことだね」
速サカ編集部