2014/7/9
ドイツ代表は現地時間7月8日(火)、ワールドカップ(W杯)準決勝でブラジル代表に7-1と大勝した。マン・オブ・ザ・マッチに選出されたMFトニ・クロースは、喜びを表しながらも、まだファイナルが残っていると強調している。
準決勝第1試合は、誰もが予想しない結果となった。ドイツは前半から、FWネイマールとDFチアゴ・シウバを欠いたブラジルを圧倒。MFトーマス・ミュラーのゴールで先制すると、FWミロスラフ・クローゼが加点。さらにMFトニ・クロースの2得点、MFサミ・ケディラのゴールと、一気に5-0と大量リードを奪う。
後半も途中出場のFWアンドレ・シュールレが2ゴールを加えたドイツは、ブラジルの反撃を終了間際の1点に抑え、開催国を粉砕してファイナル進出を決めている。
試合後、クロースは次のようにコメントした。FIFA公式サイトが伝えている。
「素晴らしいパフォーマンスだった。僕が代表に加わってから、ドイツの最高のチームパフォーマンスだったね。僕らは最初から信じていたんだ。ブラジルは決断するときに少し迷いがあって、僕らはそれを生かした」
「先制してからは、ゴールが決まり続けたね。試合前に僕らが7-1で勝つと言われていたら、信じなかっただろう。でも、僕らは素晴らしかったと思う。僕に言えるのはそれだけだ」
「僕らは世界王者になるためにここに来た。決勝に進めて安心しているし、うれしいよ。でも、まだ1試合残っている。準決勝でW杯に優勝できるわけじゃないんだ」
速サカ編集部