2014/7/10
ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は現地時間7月9日(水)に会見し、ドイツ代表に1-7と大敗した前日のワールドカップ(W杯)準決勝を振り返った。
前半だけで5ゴールを許す歴史的大敗で、国民の前でW杯を制覇する夢に終止符が打たれたブラジル。批判を浴びるスコラーリ監督は、次のように話している。FIFAの公式サイトが伝えた。
「我々はひどい6分間を過ごした。だが、起きてしまったことだ。土曜の試合に向けて仕事をしよう。あの6分に何があったかを説明できたら、言っているよ。だが、分からないんだ。誰も理解できなかった。そして、ドイツという良いチームがそれを生かしたんだ」
「説明はできない。言い訳はしないよ。一つのミスがあり、それが致命的となった。1点差や2点差で負けることはあっても、これはブラジルサッカーの歴史でこれまでなかったことだ。だが、大会全体としては、まったく悪かったわけじゃない。我々はひどい敗北を喫した」
今後のことについては、次のように述べている。
「我々(コーチングスタッフ)は土曜の試合までブラジルサッカー連盟(CBF)との契約がある。それからおそらく、解決するための話し合いに臨むだろう。大会後にCBFに報告書を出す。そこで良し悪しが検討され、幹部たちが決めるだろう。今の私はそのことを考えていない」
「私は自分の人生を続ける。選手たちも勝者であり続けるだろう。我々は続けなければいけない。これで選手たちの人生を終わらせてはいけないんだ。ブラジルが準決勝に進んだのは、2002年以来のことなんだよ」
速サカ編集部