2014/7/11
ブラジル代表FWネイマールが現地時間7月10日(木)に会見を行った。ワールドカップ(W杯)での負傷について、ネイマールは深刻な事態になりかけたと明かしている。
ネイマールはW杯準々決勝でコロンビア代表DFフアン・スニガに後方からチャージされ、ひざを腰に入れられて腰椎骨折の重傷を負った。このため、ネイマールはドイツ代表との準決勝を欠場。チームはドイツに1-7と歴史的な大敗を喫している。
ネイマールは会見で「神様が助けてくれた。あと2センチずれていたら、今日僕は車いすに座っていただろう」とコメント。一つ間違えれば、下半身が動かなくなっていたと明らかにしている。イギリス『BBC』が伝えた。
一方で、ネイマールはスニガについて、このようにコメントしている。
「彼を憎んではいない。恨みはないよ。でも、何も感じない」
「キャリアのあれほど重要なタイミングで、こういうことになった動きについて話すのは難しい。彼が僕をケガさせようとしたとは言わない。彼が何を思っていたのかは知らない。でも、あれが普通のチャージじゃないことは、サッカーを理解する人なら誰でも分かる」
また、ネイマールはW杯決勝について、スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナでチームメートであるFWリオネル・メッシ、MFハビエル・マスチェラーノがプレーするアルゼンチンの優勝を願っていると明かした。
「メッシはほぼすべてに勝ってきた。彼はチャンピオンにふさわしいと思う。僕は、彼がチャンピオンになれるように応援するよ。彼は僕のチームメートであり、友人なんだ」
速サカ編集部