2014/7/12
ドイツ代表MFトーマス・ミュラーは、ワールドカップ(W杯)決勝を前に、準決勝での大勝に浮かれることはないと話している。
ドイツは準決勝でブラジルに7-1と大勝した。だが、ミュラーはドイツ代表の誰も調子に乗ってはいないと話している。FIFAの公式サイトがミュラーのコメントを伝えた。
「(決勝が)どういう試合になるかは分からないけど、ハーフタイムで5-0になることはないだろうね。そうなったら良いけど、アルジェリア戦やフランス戦のようにタイトな試合になるだろう」
ブラジル戦で前半から大量リードを手にしたことで、ミュラーは「エネルギーを温存し、ケガを避けることに集中」できたという。一方で、決勝で対戦するアルゼンチンは、ドイツよりも中1日少ない上に、オランダと延長・PK戦まで戦っている。
だが、キャプテンのDFフィリップ・ラームは、何より違いとなるのは経験だと話した。
「経験は重要だ。クラブレベルで見ると、僕らの選手の多くがビッグゲームを経験している。僕らみんなが、UEFAチャンピオンズリーグやDFBポカール決勝を経験しているんだ。僕らは常に最高レベルでプレーしている。経験があるのが僕らのアドバンテージになるのは確かだね」
速サカ編集部