2014/7/19
スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーに所属するポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドの母親が、実は同選手の出産を当初望んでいなかったと明らかにした。自伝で明らかにしたもので、各国のメディアが報じている。
C・ロナウドの母ドロレスさんによると、30歳で同選手を身ごもったとき、すでに3人の子供がいたこともあって、最初は中絶を考えたという。だが、医者の賛同を得られなかったそうだ。それでも、ドロレスさんは温かいビールを飲み、「気を失うほど」走るなど、流産しようとしたという。
だが、C・ロナウドは生まれる前から強靭な体の持ち主だったのかもしれない。“試み”が失敗したことで、ドロレスさんはC・ロナウドを産むことを決意。後年、本人にこのことを伝えたとき、C・ロナウドはこう冗談で返したそうだ。
「お母さんがおろしたかった僕が、今では我が家の家計を握っているね」
医者が中絶を受け入れていたら、あるいはドロレスさんの“試み”を神が受け入れていたら、サッカーの歴史に名を残す超一流選手の一人は存在していなかったかもしれない。
速サカ編集部