イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uは現地時間8月4日(月)、ギネスインターナショナルチャンピオンズカップ決勝でリバプールと対戦し、3-1と勝利した。だが、ルイス・ファン・ハール監督は、大事なのは公式戦での勝利だと話している。

前半にPKで先制を許したマンチェスター・Uだが、後半にFWウェイン・ルーニーとMFフアン・マタのゴールで逆転。69分からMF香川真司も登場すると、終了間際には右クロスにその香川が反応する。トラップし切れなかったが、流れてきたボールを若手のジェシー・リンガードが決め、3-1と逆転勝利を収めた。

試合後、ファン・ハール監督は会見で次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「リバプールを倒せたことは、アメリカや母国のファンにとって良いことだ。ファンを大きく喜ばせたと思うし、それは大事なことだと思う。もちろん、プレシーズンでも負けるより勝つ方が良い。ただ、最も大事なのはスウォンジ・シティ(との開幕)戦だ。勝たなければいけないのはその試合だよ」

大会で5ゴールを挙げ、最優秀選手にも選出されたルーニーに対し、ファン・ハール監督はこのように賛辞を送っている。一方で、守備陣にも賛辞を送った。

「彼は常に勝者なんだ。賞を受けるに値したと思う。たくさんのアシストとゴールを記録しているからね。だが、我々は守備も良かった。大会最優秀選手になってもおかしくないDFがたくさんいたよ」

「ルーニーにとってゴールは非常に重要だった。素晴らしいゴールだったね。チチャリート(ハビエル・)エルナンデスのクロスも素晴らしかった。キャプテンマーク? 今日はルーニーが初めてフル出場した。(ダレン・)フレッチャーはこれまで2試合でフル出場しており、だからキャプテンだった。(トム・)クレバリーも90分プレーしたね」

速サカ編集部