2014/8/6
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナを率いるジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は現地時間8月5日(火)、イングランド・プレミアリーグのリバプールから獲得したFWルイス・スアレスについて、かみついた際の条項を契約に織り込んでいないと明かした。一方で、今後スアレスがかみつく心配については、分からないと述べている。
スアレスはウルグアイ代表として出場したワールドカップで、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに試合中かみつき、FIFAから4カ月のサッカー活動停止処分を科された。スアレスが相手選手にかみついて処分を受けるのは、キャリアで3回目となる。
バルトメウ会長はアメリカ『CNN』のインタビューで、W杯でかみつきによってスアレスの獲得を考え直すことはなかったと明かし、選手が謝罪したことが重要だと強調している。
「彼が謝ったことは、我々にとって非常に重要だ。自分が正しいことをしなかったということを、彼が理解しているという意味だからね」
一方で、バルセロナでも同じような行為を繰り返す可能性については、次のように述べた。
「それは問題だ。多くの人から聞かれているよ。だが、あるかどうか分からないことについて話すことはできないんだ。我々には分からない。分かっているのは、我々はこの責任を受け入れ、彼もその責任を望んでいるということだ」
「かみつき条項? いや、それはない。条項が存在していても、それを我々が言うことはないだろうがね。でも、条項はないよ」
速サカ編集部