2014/8/10
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Cに所属するMFサミル・ナスリが、フランス代表引退を明かした。
27歳で41キャップを記録しているナスリだが、ディディエ・デシャン監督からブラジル・ワールドカップ(W杯)に招集されず。メンバー発表後に恋人がツイッターでデシャン監督をののしるなど、議論を呼んでいた。
ナスリはイギリスメディアで、フランス代表では楽しくプレーできないとし、代表チームで戦うことはないと話している。『ESPN』がコメントを伝えた。
「もうフランス代表には行きたくない。ハッピーじゃないんだ。家族はこのことで苦しんだ。僕は家族に苦しんでほしくない。だから終わりにして、クラブキャリアに専念する方が賢いだろう」
「デシャンが監督である限り、いろいろあったし、僕にはチャンスがないと思う。彼は僕がベンチで満足しないからW杯に呼ばなかったと言ったけど、ベンチで満足する選手なんて僕は一人も知らない。特に理由が分からないときはね。監督だけのことでもないけどね」
「フランスのメディアは、ほかの選手たちが僕について文句を言っていると報じた。正直にすらならず、僕と問題があるならそれを面と向かって言うこともしないグループに入りたいかい?」
「僕は本当にサッカーのすべてが好きだ。5歳のころからプレーしてきた。できるだけ楽しみたい。フランス代表ではもうそれを感じることがないんだ。だからマンチェスター・Cに専念する方が良い」
速サカ編集部