2014/8/14
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は現地時間8月13日(水)、スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するFWルイス・スアレスからの異議について、14日(木)に決定を発表すると明らかにした。
ウルグアイ代表のスアレスはワールドカップ(W杯)でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、FIFAから9試合の出場停止、4カ月のサッカー活動停止、10万スイスフラン(約1130万円)の罰金という処分を受けている。
この夏、イングランド・プレミアリーグのリバプールからバルセロナへ移籍したスアレスだが、FIFAの処分によりお披露目もできておらず、新チームとの練習も禁じられている。この処分が重すぎるとして、スアレスサイドはCASに処分軽減を求めていた。
スアレスは先週8日、CASで陳述を行っており、同選手の弁護士はFIFAの処分が「基本的な権利」を侵害していると主張している。CASがこれを受けてどのような判断を下すのか、大きな注目を集めるところだ。
W杯で大きな議論を呼んだスアレスのかみつき事件も、いよいよ決着が迫っている。
速サカ編集部