2014/8/15
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は現地時間8月14日(木)、スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するFWルイス・スアレスが、FIFAの処分に異議を申し立てていた件で、FIFAの処分を認める決定を下した。一方で、スアレスはバルセロナとの練習が認められている。
ウルグアイ代表のスアレスはワールドカップ(W杯)でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、FIFAから9試合の出場停止、4カ月のサッカー活動停止、10万スイスフラン(約1130万円)の罰金という処分を科された。
この夏、イングランド・プレミアリーグのリバプールからバルセロナへ移籍したスアレスだが、FIFAの処分によりお披露目もできておらず、新チームとの練習も禁じられている。この処分が重すぎるとして、スアレスサイドはCASに処分軽減を求めていた。
CASは14日、FIFAの処分を認めるとしつつ、処分は公式戦のみに限ると発表。練習やプロモーション活動などは認められるとの決定を下した。
これを受け、バルセロナは公式サイトで、スアレスが15日からトップチームの練習に加わることを発表。18日(月)に本拠地カンプ・ノウでお披露目をすると明らかにしている。
速サカ編集部