2014/8/15
イタリアサッカー連盟(FIGC)は現地時間8月14日(木)、イタリア代表の新監督にアントニオ・コンテ氏が就任することが決まったと発表した。
イタリア代表はワールドカップで2大会連続のグループステージ敗退に終わり、チェーザレ・プランデッリ前監督が辞任。11日(月)にFIGCの新会長に就任したカルロ・タヴェッキオ氏が先日、コンテ氏と交渉していることを明かしていた。
FIGCによると、コンテ氏は下部年代のコーディネーターも兼任するとのこと。契約期間は2016年までの2年。契約にはEURO2016予選突破や決勝進出、FIFAランキングを5つ以上上げた場合のボーナスが含まれているという。
コンテ氏のイタリア代表監督就任は、報酬が焦点になると言われていた。イタリアメディアによると、代表のテクニカルスポンサーであるプーマ社が、報酬を一部負担することを認めたとのこと。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、年俸が税別で360万ユーロ(約4億9000万円)になると報じている。
コンテ氏はアレッツォ、バーリ、アタランタ、シエナなどを率い、2011年にユベントスの指揮官に就任。1年目に無敗優勝を達成すると、昨季まで3年連続でリーグを制した。シーズン後に去就が騒がれながら、一時続投が決まったが、先月急きょ退任していた。
速サカ編集部