イギリス『BBC』などによると、イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスを率いるトニー・ピュリス監督が現地時間8月14日(木)、クラブと会談した上で退任を決めたようだ。

昨年11月、降格圏に沈むクリスタル・パレスの指揮官に就任し、残留を勝ち取ったピュリス監督。だが、この夏は自身が望んだ補強がはかどらないことに不満を抱いていると言われていた。

ここまで4選手を獲得しているクリスタル・パレスだが、ピュリス監督は補強に関する自身の権限を強めるようにクラブに直訴。だが、共同オーナーであるスティーブ・パリッシュ氏との交渉は決裂に終わったようだ。『BBC』は、ピュリス監督が契約を解消したと伝えている。

プレミアリーグ開幕は16日(土)とわずか2日後。クリスタル・パレスは強豪アーセナルとアウェイで対戦する。『BBC』によると、アシスタントコーチのキース・ミレン氏がとりあえずは指揮を執るようだが、難しい開幕戦を前に指揮官を失ったチームの士気が心配される。

速サカ編集部