FIFAは現地時間8月20日(水)、スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに対する移籍禁止処分の異議を却下した。これにより、バルセロナはこのままであれば2016年1月まで補強ができなくなる。

FIFAは4月、バルサが18歳以下の選手の移籍に関して規定を違反したとして、2度の移籍市場における取引の禁止処分を科した。バルセロナがこの処分に異議を申し立てたため、処分は一時凍結となり、クラブはこの夏のマーケットで選手の獲得・放出を実現させている。

だが、FIFAが今回異議を却下したことにより、バルセロナは今季途中の2015年1月のマーケット、および今季終了後の来年夏のマーケットで、選手の移籍が認められなくなる。2016年1月まで補強ができないということだ。

クラブはこの決定を受け、公式サイトで、スポーツ仲裁裁判所に提訴することを明らかにした。1年間補強できないとなれば大きなダメージとなるだけに、その行方が注目される。

速サカ編集部