イタリア・セリエAのミランに所属するFWマリオ・バロテッリが、イングランド・プレミアリーグのリバプールへの移籍に近づいているようだ。両国のメディアが伝えている。

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは現地時間8月20日(水)、リバプールからバロテッリに対するオファーはないと交渉を否定していた。だが、代理人がロンドンに飛んで交渉に動くとも報じられるなど、バロテッリの周辺は騒がしくなっていた。

そして21日、イタリアメディアはミランの公式チャンネルがリバプールとの交渉を伝えたと報道。完全移籍に向けた交渉が注目され、その後イタリアメディアは約2000万ユーロ(約27億6000万円)で両クラブが大筋合意したと伝えている。

さらに、イタリアメディアによると、バロテッリはチームメートに「今日がミラネッロ(練習場)での最後の日だ」とコメントしており、リバプール移籍は実現に迫っているようだ。

リバプールはこの夏、FWルイス・スアレスをスペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに放出。サウザンプトンからFWリッキー・ランバートを獲得しているが、ブレンダン・ロジャース監督は以前からストライカーの補強が必要だと話していた。

速サカ編集部