フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)を率いるローラン・ブラン監督は現地時間8月21日(木)、スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーに所属するMFアンヘル・ディ・マリアの獲得は難しいとの見解を示した。

R・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は21日、ディ・マリアが移籍を希望しており、クラブと状況を解決しなければならないと語った。これにより、アルゼンチン代表の同選手の去就が注目されるところだ。

以前からディ・マリアに関心を寄せていたPSGだが、ナセル・アル・ケライフィ会長が先日、移籍金が高すぎるとして交渉からの撤退を明らかにしている。ブラン監督は21日の会見で、ディ・マリアについて次のように話している。フランス『レキップ』が伝えた。

「ディ・マリアのように素晴らしい選手に、多くのクラブが興味を寄せるのは普通のことだよ。しかし、(ファイナンシャルフェアプレーのため)PSGは望むように獲得をすることができない。難しい問題であり、会長も認めた」

これを受け、イギリス『デイリー・スター』など一部メディアは、同じくディ・マリアに関心を寄せるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uが有利な立場にあるとの見方を報じている。

速サカ編集部