2014/8/23
イタリア・セリエAのミランからイングランド・プレミアリーグのリバプールへの移籍が間近に迫っているFWマリオ・バロテッリ。代理人はイタリア『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで、同選手にとってハイレベルでのラストチャンスだと語った。
ミーノ・ライオラ代理人によると、リバプールとの接触は数ヶ月前から続いていたそうだ。だが、オファーが届いたのはこの数日のことという。プレミアリーグのクラブでは、リバプールとのみ交渉していたというライオラ代理人は、ミランからの移籍理由について、次のように話している。
「関係に亀裂が生じたというのは事実じゃない。私はずっとマリオのイタリア復帰に反対だったんだ。プレッシャーや期待、メディアを考えるとね。彼にとってイタリアでプレーすることは、国外よりもずっと重圧があるんだよ。だが、マリオはマンチェスター・Cからミランへの移籍を望んだんだ。そして、代理人と選手の間では、常に選手が決めるものなんだよ」
また、ライオラ代理人はバロテッリがリーダーではないと話している。
「私は彼がリーダーにならずに重要なメンバーとなれるチームを探した。リバプールには(スティーブン・)ジェラードがいる。マリオは守られ、ベストを発揮できるだろう。あとは彼次第だ。また失敗することはオススメできないね」
「誰しもがリーダーになるために生まれてくるわけじゃない。優れたアタッカーが常にリーダーなわけでもない。マリオは重圧から解放され、自由にゴールを決められると感じなければいけないんだよ」
そして、ライオラ代理人は、バロテッリにとってリバプールがラストチャンスか問われると、次のように答えている。
「超ハイレベルでは、イエスだ。マリオは24歳なんだ。もう年齢は言い訳にならない」
速サカ編集部