2014/8/26
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は現地時間8月26日(火)、夏の移籍市場終盤の注目として、大物ストライカー2名のイタリア移籍の可能性を報じた。フランス・リーグ1のモナコに所属するFWラダメル・ファルカオと、イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するFWフェルナンド・トーレスのことだ。
モナコからビッグクラブへの移籍を望んでいると言われるファルカオ。だが、希望するR・マドリーへの完全移籍は難しい状況だ。そこで先日から、前線強化を望むユベントスがファルカオに関心を寄せているという。
だが、高額移籍金でモナコに加入したファルカオを獲得する資金はユベントスにない。そこでユーベはレンタル移籍を望んでいるようだ。『ガゼッタ』は、ファルカオのモチベーションや、1年後に同選手の市場価値を再び高めるために、モナコがレンタルで手放す可能性も出てきたと伝えた。
一方のトーレスには、ミランが関心を寄せている。FWマリオ・バロテッリをイングランド・プレミアリーグのリバプールに放出したミランは先日、センターフォワードの獲得を明言している。だが、希望するポルトFWジャクソン・マルティネスやローマFWマッティア・デストロの獲得は、移籍金がネックになって難しいようだ。
そこで、ミランはチェルシーで構想外になりつつあるトーレスを狙っているという。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は先日、同選手の残留を望んでいると話した。だが『ガゼッタ』は、チェルシーがレンタルでの放出に応じる構えもあると伝えている。
残り1週間を切った夏の移籍マーケット。ワールドクラスのストライカー2人がセリエAに挑戦することはあるのだろうか?
速サカ編集部