2014/8/27
現地時間8月26日(火)、スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーからイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uへの移籍が決まったMFアンヘル・ディ・マリアが、自ら移籍を望んだことはなかったと明かした。
R・マドリーはこの夏、ワールドカップ(W杯)で活躍したMFトニ・クロースやMFハメス・ロドリゲスを獲得。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ優勝にも大きく貢献したディ・マリアだが、イングランドへと活躍の場を移す結果となった。
スペイン『マルカ』が独占で報じたR・マドリーへの別れの手紙の中で、ディ・マリアは自ら望んだ移籍ではなかったと明かしている。
「この4年、僕はこのユニフォームを着ることを名誉に思ってきた。すべてを誇りに思っている。悲しいが、僕は出て行かなければいけない。でもこれは、自分が望んだことでは決してなかった。それははっきりさせておきたい」
「クラブから何か兆しが届くことを願ってW杯に向かったけど、届かなかった。いろいろ騒がれ、たくさんの嘘が出回った。僕が移籍を望んでいるようにしたかったみたいだけど、そうではなかった。残念だけど、僕のサッカーは誰かの好みではないんだ」
「マンチェスター・Uは世界最大のクラブの一つで、僕は彼らと歴史をつくりたい。僕は常にそれが最後の試合というつもりで汗をかいてきた。良いときも悪いときもあったけど、常に全力だった。スペインに、チームメートたちに、スタッフたちに、クラブのすべての人に感謝したい」
「R・マドリーのシーズンが素晴らしいものとなり、野心を達成できるように願っている。スーパーカップで途中出場したときの、観客からの愛情たっぷりのあいさつは永遠に忘れない。本当にありがとう。いつも、そして永遠に、『万歳マドリー』だ」
速サカ編集部