スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーは現地時間9月13日(土)、第3節でA・マドリーとのダービーに臨み、ホームで1-2と敗れた。試合中にブーイングを浴びたGKイケル・カシージャスは、ファンを尊重しなければいけないと話している。

前節でR・ソシエダにまさかの逆転負けを喫したR・マドリー。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕を前に、昨季のCL決勝や夏のUEFAスーパーカップ、スペイン・スーパーカップで対戦したA・マドリーとのダービーで勝利を取り戻したいところだった。

だが、R・マドリーは開始10分、CKからMFチアゴ・メンデスのヘディングであっさり先制を許す。スペイン『マルカ』や『アス』によると、失点はカシージャスの責任ではなかったが、このときスタンドの観客からカシージャスに対してブーイングが飛んだという。

その後、ほかの観客が声援を送ってブーイングをかき消したとのことだが、以前からポジションをめぐって騒がれているカシージャスだけに、大きな注目を集めている。選手本人は試合後、ブーイングについて次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「観客が決めることで、ブーイングすべきと彼らが考えるなら、受け入れて、彼らの意見を尊重しなければいけない。それに対して応えるには、しっかり練習し、サッカーをして見せることだ」

速サカ編集部