イタリア・セリエAのミランに所属するMF本田圭佑は、現地時間10月4日(土)の第6節キエーボ戦で、今季4点目となるゴールを決めた。チームの上層部からは本田に賛辞が送られている。

本田はスコアレスで迎えた55分、まずは先制点に絡む。右サイドからクロスを入れると、この跳ね返りをMFサリー・ムンタリがダイレクトボレーで決めた。

すると78分、今度は自らの左足でネットを揺らす。やや左側からのFK、チームメートを制してキッカーに名乗り出た本田は、鋭いシュートで追加点を決めた。FKではセリエAで初のゴール。6試合で4ゴールと、得点ランク首位タイに立っている。

試合後、アドリアーノ・ガッリアーニCEOは、「CSKAモスクワが本田の兄弟を送ってきたから、抗議をしたら本物を送ってきたんだ」と冗談交じりにコメント。昨季後半戦に比べて圧倒的な活躍を見せている本田に目を細めた。

また、フィリッポ・インザーギ監督も「これはすべて彼の功績だよ」と本田を称賛。「彼は偉大なプロだ。練習の2時間前に来て、2時間後に帰る。素晴らしい意欲だ」と、本田のプロフェッショナルな姿勢を改めてたたえている。

本田の活躍もあり、2-0と勝利したミラン。4試合ぶりの白星、今季初の無失点と、良い流れで代表ウィークを迎えることとなった。

速サカ編集部