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ユベントスとローマの緊張続く 連盟会長は「トーンを抑えて」(海外)

2014/10/7

現地時間10月5日(日)に行われたイタリア・セリエA第6節、ユベントス対ローマの一戦は、微妙な判定をめぐって両チームがナーバスになり、試合が終わってからも緊張が漂っている。

全勝対決はホームのユーベが3-2と制したが、敗れたローマは判定に怒りを表している。FWフランチェスコ・トッティは「ユーベがいる限りローマは2位」「彼らは別のリーグを戦うべき」と発言。ルディ・ガルシア監督も試合翌日、「冷静になってもこの試合はイタリアサッカーにとって良くないと思う」と、不満をあらわにしている。

一方で、ユベントスはジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)が、「トッティの発言は受け入れられない」とコメント。アンドレア・アニェッリ会長の夫人もツイッターで、「彼に自分のリーグへ行ってほしいわ」と、トッティ発言を批判した。

また、幹部のパベル・ネドベド氏は「トッティの発言には怒った」とコメント。「彼はユーベのようなビッグクラブでプレーしたことがないから、それがどういうことを意味するのかを理解していないんだ」とトッティを非難している。

こういった事態に、イタリアサッカー連盟のカルロ・タベッキオ会長は、「全員がトーンを落ち着かせ、人間である審判のミスを受け入れるように求めたい」と発言。ヒートアップしすぎることへの懸念を示した。

一方で、タベッキオ会長は「FIFAに映像判定導入プロセスを早めるように要請するつもり」とコメント。判定をめぐる騒動を避けるべく、テクノロジーの導入が欠かせないと主張している。

速サカ編集部

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