2014/10/7
ドイツ・ブンデスリーガのシャルケは現地時間10月7日(火)、イェンス・ケラー監督を解任し、新たにロベルト・ディ・マッテオ監督を招へいしたと発表した。
4日(土)のホッフェンハイム戦で1-2と敗れたシャルケは、今季のリーグ戦で2勝2分け3敗の勝ち点8、11位と苦しんでいる。これを受け、クラブは2012年から指揮を執っていたケラー監督の更迭に踏み切った。
後任に選ばれたのは、イタリア人のディ・マッテオ監督。イングランド・プレミアリーグのチェルシーで2012年にシーズン途中で暫定監督に就任し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇へと導いた指揮官だ。その後、正式な指揮官に就任したディ・マッテオ氏だが、翌シーズンは成績が振るわずに解任されている。
シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、クラブの公式サイトで次のように話している。
「直近のチームのパフォーマンスは非常に不安定だった。過密日程の中で勝ち点7を挙げ、ダービーでも勝利を収めたが、継続的な効果はなかった。目標を達成するために必要な一貫性を欠いているんだ。それが今回の決定の理由だ」
また、ヘルトSDはディ・マッテオ監督について、「監督交代で流れを変えたい。チームを安定させ、リーグ戦やCLで目標を達成してくれるはずと確信している」と話している。
シャルケと2017年までの契約を結んだディ・マッテオ新監督は、リーグ再開後の18日(土)、ヘルタ戦で初采配を振るう。
速サカ編集部