イングランド代表が2018年以降、「聖地」ウェンブリー以外のスタジアムで代表戦を行う可能性があるという。『BBC』などイギリスの複数メディアが伝えている。

イングランドサッカー協会(FA)は2017年まで代表戦をウェンブリーで開催することとなっている。だが、先月開催されたノルウェー代表との国際親善試合では、観客動員が4万181人にとどまり、史上最低記録を更新するなど、集客に苦戦している状態だ。

一方で、今季行われたアメリカンフットボールのNFLでの試合では、3試合の平均が300万ポンド(約円)の収益を出すなど、人気が定着しつつある。ウェンブリーは2018年からNFLのフランチャイズを招へいし、1シーズン8試合すべてを開催する可能性を検討しているところだ。

報道によると、NFLのフランチャイズを招へいした場合、FAは代表戦をウェンブリー以外で開催することも検討中という。ウェンブリーの改修中は、マンチェスター・Uの本拠地オールド・トラフォードなど6試合で代表戦を開催している。


速サカ編集部