2014/10/14
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するFWルイス・スアレスが、復帰が近づく中でクラブの公式メディアのインタビューに応じた。
ワールドカップ(W杯)でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみつき、長期の出場停止処分を科されたスアレスは、「最初の2カ月はキツかった。サッカー選手と感じられなかったからね」と明かしている。
そのスアレスは、10月25日(土)に行われるR・マドリーとのクラシコから復帰が可能。スアレスは「リーガで対戦する19チームの中で、ベルナベウ(R・マドリー本拠地)での試合で復帰するなら、何か理由があるに違いない」と話した。
最高峰の選手たちが集まるバルサでのプレーについて、スアレスは「チームを助けることを考えている。レギュラーになるためにね。ここの選手たちのクオリティーは素晴らしいよ」と、楽しみにしていると述べている。
その気性が代償となることも多かったスアレスは、「謝罪をするときは、何かを後悔しているからだ。でも、事実じゃないことで判断されたこともある。人種差別のこととかね」とコメント。かつて、イングランド・プレミアリーグでマンチェスター・U(当時)に所属していたDFパトリス・エブラとの間に起きた人種差別発言問題については、不満が残るとほのめかした。
一方で、W杯でのかみつきについては、このように振り返っている。
「自分が過ちを犯したと受け入れるのは良いことだ。数日時間を置いたのは、僕は人間であり、ときに真実と向き合うのが難しいときもあるからだ。でも、自分がしたことを認識した。あのときは何も知りたくなかったよ。望んだのは、ずっと支えてくれた妻や子供と一緒にいることだけだった。誰とも話したくなかった。受け入れたくなかったんだ」
速サカ編集部