2014/10/15
イタリア・セリエAのミランに所属するMF本田圭佑の兄が、変わったのは同選手ではなく、チームの方だと話している。
本田は1月、シーズン途中にフリートランスファーでミランに加入。だが、チームは成績不振で監督交代と低迷し、本田も引きずられるかのようにリーグ戦1得点と思うように結果を残せなかった。
だが、クラレンス・セードルフ前監督に代わってフィリッポ・インザーギ監督が就任した今季、チームは6試合で13得点と攻撃陣が好調。守備の不安定さもあり、首位ユベントスに勝ち点7差の5位と差をつけられているものの、昨季と比べてチームは再生したとも言われている。
本田自身も開幕戦でのゴールを皮切りに、6試合で4得点と好調をキープ。得点ランク2位タイと見事な数字を残し、地元メディアからも賛辞を送られ、何度も特集が組まれた。
「生まれ変わった本田」とも評価される同選手だが、代理人でもある兄・弘幸氏は、イタリア『Tuttomercato.web』のインタビューで、このように話している。
「圭佑の意識の中で変わったこと? 彼はいつもやってきたように頑張っています。問題があるときは、その解決を図ってね。むしろ、チームの中の方が変わったのだと思いますよ」
「インザーギ監督について圭佑はどう思っているか? 非常にプロフェッショナルなだと考えています。とても尊敬していますね。監督は圭佑のような選手を好むんです」
「目標? 彼はミランのユニフォームでタイトルを獲得したいと望んでいます。弟はあらゆる挑戦で勝ちたいんですよ。でも、セリエAが非常に難しいリーグだということも分かっています」
速サカ編集部