2014/10/16
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、かつてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uの指揮を執ることに関心を示していたという。
スペインのジャーナリスト、マルティ・ペラルナウ氏が出版するグアルディオラ監督に関する新たな本の中で、同記者はグアルディオラ監督がスペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナを率いていた2011年、マンチェスター・Uの試合を観戦したときに関心を示していたと明かしている。
イギリス『スカイ・スポーツ』などが、ペラルナウ氏の本の一部を紹介した。
「UEFAチャンピオンズリーグの準決勝でR・マドリーを下した翌日、グアルディオラは(アシスタントのマネル・)エスティアルテとともにマンチェスターへ行った。次の対戦相手をチェックするためだ。2011年5月4日のことだった。2人はオールド・トラフォードのスタンドに一緒に座り、サー・アレックス・ファーガソン監督のチームがシャルケを4-1で下すのを見た」
「ペップは友人に向かってこう言った。『ここの雰囲気は好きだ。いつかここで指揮を執る自分を想像できる』。グアルディオラはいつも、欧州の伝説的なチームや選手たちに対して称賛、ほぼ畏敬の念に近いものを持っている」
一方で、同じ年の7月にアウディ・カップでバイエルンと対戦したときも、グアルディオラ監督は感銘を受けていたそうだ。
「バルセロナの練習グラウンドより小さく、施設も少ないにもかかわらず、ペップはバイエルンの施設を気に入っていた」
マンチェスター・Cやチェルシーもグアルディオラ監督の招へいに熱心だったようだ。だが、同監督は最終的にバイエルンを選んだという。
「(チキ・)ベギリスタインのマンチェスター・Cは非常にこだわっていたし、(ロマン・)アブラモビッチもペップを望んで、彼に合ったチームをつくろうと準備していた。バイエルンも熱心だった」
「そしてグアルディオラは、フェイスタイムでのチャットの中で、友人でもあり同僚でもあるエスティアルテに『マネル、準備してくれ。バイエルンを選んだ』と明かしたのだ」
速サカ編集部