イングランド・プレミアリーグのチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は現地時間10月20日(月)、FWジエゴ・コスタが21日(火)のUEFAチャンピオンズリーグ・マリボル戦を欠場すると明かした。

スペイン代表でEURO2016予選2試合に出場したコスタだが、プレミアリーグ前節のクリスタル・パレス戦を欠場している。以前からハムストリングの問題に懸念を示していたモウリーニョ監督は、20日の会見で次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「コスタは以前と同じ問題を抱えている。だが、今では『ほぼケガ』ではなく『ケガ』だ。練習できるコンディションにない。明日は出場しないよ。週末については様子を見る。だが、大事なのは週末ではなく、明日の試合であり、彼は明日の試合に出られない」

モウリーニョ監督はクラブと代表の関係について、このように述べている。

「私はクラブの監督としての経験が長いから、いつか代表チームの指揮官になったら、クラブと選手がうまく配慮できる良好な関係を築くつもりだ。今はこれを受け入れなければいけない。痛手だよ。選手を良い状態にして、悪い状態で戻ってくるのだから、うれしくはないね」

なお、モウリーニョ監督は足首の負傷で離脱していたFWディディエ・ドログバが、フル出場はできないもののマリボル戦でプレーする可能性にも言及している。同選手はクリスタル・パレス戦で後半アディショナルタイムに途中出場していた。


速サカ編集部