2014/10/23
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは現地時間10月22日(水)、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節で、アンデルレヒト(ベルギー)にアウェイで2-1と勝利した。アーセン・ベンゲル監督は劇的な逆転勝利に安堵しているようだ。
後半に先制を許したアーセナルは、追いつけないまま終盤を迎えたが、終了間際の89分にDFキーラン・ギブスが起死回生の同点弾。すると、アディショナルタイムにはMFルーカス・ポドルスキが追加点を奪い、劇的な逆転勝利を収めた。
ベンゲル監督は試合後、次のように話している。UEFAの公式サイトが伝えた。
「アンデルレヒトは非常に良いプレーをした。よく組織され、とても集中し、とトランジションが速かった。前半は多くのチャンスをつくれなかったが、我々が支配したね。後半は少しカウンターを食らった」
「ターニングポイントとなったのは、2点目を許さなかったことだと思う。彼らにはチャンスがあったが、それを生かせなかった。そして最後に選手たちのクオリティーが出て、経験が違いとなったんだ。アンデルレヒトのプレーを考えれば、勝ち点3を得られるとは思わなかった」
移籍の噂が絶えないポドルスキについて、ベンゲル監督はこのように続けている。
「彼が得点を決められる選手だということは分かっている。彼は重要な選手だ。今日もそれを示した。彼はドイツ代表で115キャップを誇る選手だ。それは偶然じゃない」
最後に、ベンゲル監督はホームでのアンデルレヒト戦でも勝利したいと語った。
「次はホームでのアンデルレヒト戦だ。今夜の試合で彼らについてはかなり学んだ。次も彼らを倒せれば、我々はグループステージ突破に向けて大きなチャンスを手にできる」
速サカ編集部