2014/10/27
イングランド・マンチェスター・Uの元監督であるアレックス・ファーガソン氏は、自身が年老いたチームを後任に委ねたとの声に「中傷だ」と反論している。
ファーガソン氏の後を継いでデイビッド・モイーズ氏は、成績不振で1シーズンももたずに解任された。一部では、モイーズ氏が受け継いだチームは世代交代ができていなかったとの声がある。
だが、ファーガソン氏は次のように述べ、元アシスタントコーチのマイク・フィーラン氏を残さなかったことが大きかったとの見解を示している。『ESPN』が伝えた。
「私が年老いたチームを残したと言うのは、中傷だよ。チェルシーには30歳以上の選手が7名いるが、誰もそんなことは言わないじゃないか。データはあるから、私は自分を簡単に擁護できる」
「私は、彼(モイーズ氏)はフィーランを残すべきだったと思う。フィーランはマンチェスター・Uの男だ。忠誠心があり、ハードワークをして、選手たちをよくジャッジする。フィーランを残すべきというのが、私のデイビッドへのアドバイスだった」
「私はデイビッドをずっとサポートしてきたよ。彼から連絡があれば、いつだって助言をしていた。私が監督時代に求めたような助言をね。だが、デイビッドは今後、うまくやるはずだ。マンチェスター・Uを離れたからといって、人生が終わるわけではない」
一方で、ファーガソン氏は今季からチームを率いるルイス・ファン・ハール監督を改めて支持した。
「彼には成功するための哲学、頑固さ、決意がある。私は彼が成功すると、この仕事に適した人だと完全に信頼しているよ。今季はこれまで、1歩進んで2歩後退というところだ。ケガのことでね。レギュラーの守備ラインが戻れば、それが進化への第一歩となる」
速サカ編集部