2014/10/28
イタリア・セリエAのインテルを率いるエリック・トヒル会長は現地時間10月27日(月)、クラブの公式サイトで声明を発表し、バルテル・マッザーリ監督への信頼を強調した。
DF長友佑都が所属するインテルは今季、開幕直後こそ好調だったものの、徐々に成績が低下。前節チェゼーナ戦で1-0と勝利し、リーグ戦4試合ぶりに白星を手にしたが、首位ユベントスに勝ち点10差の8位という現状に、マッザーリ監督への批判も高まっている。
その中で、トヒル会長はチェゼーナ戦後、母国インドネシアのメディアで「監督交代は良くない」としつつ、「次の2試合を見てみよう」と話したことがイタリアメディアで報じられた。
これを受け、イタリアメディアは「会長が監督に最後通告を出した」と伝えたが、トヒル会長は27日になって次のように主張している。
「今回イタリアにいた際に、監督やチームの仕事とこのプロジェクトをいかに信じているか、私はすでに何度も説明してきた。今も同じだ。もちろん、結果は重要なものだが、我々は誰に対しても『カウントダウン』などしない」
「昨日の私のコメントが誤解されたことは明らかだ。そもそも、私は昨日の試合結果にとても満足しているんだよ。選手たちは断固たる決意で、気持ちを入れて戦った。こういったパフォーマンスが続けられることを願っているよ」
速サカ編集部