2014/10/29
フランスサッカー連盟(FFF)は現地時間10月28日(火)、スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーの下部組織でアシスタントコーチを務める元フランス代表ジネディーヌ・ジダン氏に、3カ月の職務停止処分が科されたことについて、リーガ委員会の決定に不満を表した。
ジダン氏は必要なライセンスを取得していないにもかかわらず、スペイン3部を戦うR・マドリー・カスティージャで実質的に指揮を執っているとされ、サンチャゴ・サンチェス監督とともに3カ月の職務停止処分を科された。
だが、R・マドリーは声明で、ジダン氏がFFFより必要なライセンスを取得していると主張。処分に同意できないとし、異議を申し立てる意向を表した。さらに、FFFも28日に声明を発表し、ジダン氏へのサポートを表明するとともに、スペインサッカー連盟に説明を求めたことを明かしている。
FFFのノエル・ル・グラエ会長は声明の中で、次のように不満を表した。
「フランスでライセンスを取得すると決めた世界的に有名であるジダンのような象徴的選手が、UEFAが認めた仕事を行えないというのは、ヨーロッパサッカーにとっての損害だ」
速サカ編集部