欧州クラブ協会のカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を4月から5月にかけて開催すべきと主張している。

夏の暑さが問題視されているカタールW杯は、以前から開催時期に関して議論が重ねられている。FIFAは11月、UEFAは1月の開催を呼びかけているが、欧州各国リーグの真っ只中とあって、是非が問われているところだ。

ドイツ・ブンデスリーガのバイエルンでCEOを務めるルンメニゲ氏は、クラブサイドの要望についてイギリス『タイムズ』で次のように話している。『ESPN』が伝えた。

「今は2つの提案がテーブルにある。FIFAは11月、UEFAは1月を提案している。我々の提案は少し異なるものだ。近日中に明らかにする」

「我々はいくつかのリサーチをした。その結果、ベストの選択肢は4月末に開幕して5月に閉幕するというものだ。まだ暑いだろうが、最高でも35℃くらいだろう。19時や21時30分といった夜のキックオフなら、例えば21時30分でも欧州は19時30分でイギリスは18時30分だ」

「あらゆる観点から問題がないんだよ。11月3日(月)のFIFAタスクフォースで、我々はこの選択肢を議論のテーブルに提示する」


速サカ編集部