イングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、現在の欧州のトップクラスでプレーするストライカーは、その大半が南米出身だと指摘している。

ベンゲル監督は今季アーセナルに加入し、11試合で8ゴール3アシストと好調のFWアレクシス・サンチェスを引き合いに出し、次のように話している。クラブの公式さいとが伝えた。

「欧州や世界を見回せば、今はストライカーを輩出しているのが南米大陸だけだ。欧州を見て、ストライカーたちはどこから来ている? そのほとんど、少なくとも80%が南米だ」

「再びストライカーを成長させるのに、アカデミーで何を加えるべきなのか? 1960年代や1970年代、私がここに来た1996年だって、どのクラブにもストライカーがいた。頭からボールに飛びつくようなストライカーたちのことだ。今はそういう選手たちが減った」

「おそらく、ストリートサッカーがなくなったからだろう。ストリートでは、10歳でも15歳と対戦し、自分が良い選手であることを示さなければいけない。戦わなければいけないんだ。我々はそれを少し失ってしまった」


速サカ編集部