2014/11/2
現地時間11月1日(土)に行われたドイツ・ブンデスリーガ第10節、バイエルン対ドルトムントは2-1でバイエルンが勝利した。バイエルンのペップ・グアルディオラ監督は満足感を表し、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は落胆している。
先制したのは、4連敗と不振のドルトムントだった。31分、MF香川真司のパスから、右サイドを生かしてクロスを入れると、MFマルコ・ロイスがヘディングで先制点を奪う。香川は後半に入って59分に追加点に迫るシュートも見せた。
ところが、70分にその香川をベンチに下げた直後、ドルトムントはFWロベルト・レバンドルフスキのゴールで同点とされてしまう。すると85分、DFネベン・スボティッチがMFフランク・リベリを倒してPKを献上。これをFWアリエン・ロッベンに決められ、逆転された。
そのまま敗れたドルトムントは、これでリーグ戦5連敗と絶不調。一方のバイエルンは首位を快走している。グアルディオラ監督は試合後、次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。
「もちろん、非常にうれしい。後半に素晴らしいサッカーをした。チームの功績だ。リベリが途中出場から本当に助けとなってくれたね。彼らは前半にシャビ・アロンソをマンマークしてきたが、我々は解決策を見つけた。こういう状況は今後も常にあるだろう」
一方で、クロップ監督はこのように話している。バイエルンの公式サイトが伝えた。
「接戦だった。前半は良かったが、後半はそうじゃなかったね。プレッシャーにやられた。前半の我々は何かにふさわしかったが、後半はそうではなかったよ。我々はたくさんの投資をしているが、戻りがない。心配しなければいけないね。バイエルンは勝利にふさわしかった。彼らをたたえるよ」
速サカ編集部