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リッピが“退任”の広州恒大、カンナバーロ氏が新“監督”に(海外)

2014/11/5

元イタリア代表指揮官のマルチェッロ・リッピ監督が、広州恒大(中国)の指揮官を退任すると報じられたばかりだが、同クラブは現地時間11月5日(水)、後任に元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が就任すると明らかにした。FIFA公式サイトが伝えている。

リッピ監督は2日(日)、リーグ4連覇を達成してから、「もう指揮は執りたくない」とコメント。自身はテクニカルディレクターとなり、新シーズンは別の監督がチームを率いると語った。

後任に選ばれたのは、リッピ監督とともにイタリア代表のキャプテンとして2006年のドイツ・ワールドカップを制覇したカンナバーロ氏だ。

ただし、リッピ氏は会見で、自身は「ヘッドコーチ」にとどまると明かしている。カンナバーロ氏は「エグゼクティブヘッドコーチ」として、日々のチームに関することの責任者を務めるとのこと。

リッピ氏はチームについて「数日に一度」チェックすると明かしており、試合はスタンドから観戦するとのことだ。会見で同氏は次のように述べている。

「以前に私が言ったことに誤解があったかもしれない。私はまだチーフディレクターであり、チームのヘッドコーチだ。ただ、毎日ピッチに出ることはない」

「家族に問題があったときに何もできなかった。家に戻れるのが6カ月に一度という状況は耐えられなかったんだ。だからチームに、エグゼクティブヘッドコーチを探すように提案した。それにより、私は2カ月に一度、家に戻ることができる」

カンナバーロ氏は現役時代にイタリア・セリエAのパルマやユベントス、スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーなどでプレー。キャリアの終盤はアル・アハリ(UAE)で過ごした。


速サカ編集部

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