2014/11/10
現地時間11月9日(日)のイタリア・セリエA第11節で、ベローナと2-2で引き分けたインテル。上位浮上がままならない状況に、バルテル・マッザーリ監督への批判は高まっている。
DF長友佑都が約1カ月ぶりに復帰を果たした一戦で、インテルは先制されながらも逆転したが、終了間際の失点で追いつかれ、勝ち点2を失った。インテルは11試合を終えて勝ち点16の9位。UEFAチャンピオンズリーグ出場権が得られる3位ナポリとは勝ち点5差だ。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、マッザーリ監督は2013年夏の就任から3連勝を果たせていないとのこと。継続した成績を残せず、サポーターの不満は高まっている。本拠地サン・シーロには「出ていけマッザーリ」の横断幕が掲げられ、ホームのサポーターからのブーイングにはFWマウロ・イカルディが「アウェーのようだ」と述べるほどだ。
エリック・トヒル会長は以前からマッザーリ監督への信頼を強調しているが、イタリアメディアは同会長も懸念を抱いていると報道。代表ウィークを挟み、インテルは23日(日)にMF本田圭佑が所属するミランとのミラノダービーを迎えるが、イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』はこの大一番がマッザーリ監督にとって「決定的」な一戦になると伝えた。
過去に解任された経験がないというマッザーリ監督。インテルでもその歴史を続けていくには、ミラノダービーというビッグマッチで結果が求められる。
速サカ編集部