2014/11/14
イタリア・セリエAのインテルが、バルテル・マッザーリ監督を解任し、元監督のロベルト・マンチーニ氏を復帰させるという。イタリア『スカイ・スポーツ』などが報じた。
報道によると、インテルのエリック・トヒル会長はすでにマッザーリ監督の解任を決断し、マンチーニ氏ともほぼ合意に達しているという。
マッザーリ体制1年目の昨季、5位でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られなかったインテルは、指揮官にとって2年目となる今季に期待していたが、ここまでは不安定な成績に終始。現在セリエAで9位に甘んじている。
イタリアメディアは先日、トヒル会長が今後2試合でマッザーリ監督の進退を決めるかもしれないと報じた。次節ミラノダービーと、その翌節ローマ戦でのパフォーマンスが査定対象になるというものだ。
ところが、『スカイ・スポーツ』でマーケットを担当するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、インテルはすでに監督交代を決断したとのこと。ミラノダービーという大一番を前に監督交代に踏み切ったのか、今後の進展が注目される。
マンチーニ氏は2004年から2008年までインテルを率い、スクデット獲得3回、コッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナでそれぞれ優勝2回を経験している。
速サカ編集部