2014/11/15
イタリア・セリエAのインテルは現地時間11月14日(金)、バルテル・マッザーリ監督を解任し、新たにロベルト・マンチーニ監督を招へいしたことを発表した。
インテルは今季のセリエAで第11節を終えて9位と不調にあり、以前からマッザーリ監督の進退が騒がれていた。DF長友佑都らは指揮官を擁護していたが、次節のミラノダービー、その後のローマ戦が査定対象になると言われていた。
だが、エリック・トヒル会長は13日夜(木)に監督交代を決断。就任2年目のマッザーリ監督は志半ばでチームを去ることになった。マンチーニ氏にとっては、2008年以来6年ぶりのインテル復帰となる。前回、同氏は2004年から2008年までインテルを率い、スクデット3回のほか、コッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナで2回ずつ優勝している。
インテルをよく知る指揮官を復活させたことについて、トヒル会長はクラブの公式サイトで次のように話している。
「今日、私はマッザーリを解任するという難しい決断を下した。経営陣全体と合意しての決定だ。難しい選択だった。マッザーリは常にクラブの選択を支え、情熱と自信、インテルへの大きな愛情をもって、休むことなく仕事をしてきてくれたからだ。彼の努力のすべてに対し、心から感謝したい」
「いずれにしても、我々の目標はインテルを欧州トップクラブの一つに戻すことであり、そのためにロベルト・マンチーニを喜んで歓迎したい。彼のインテルにおけるキャリアがすべてを物語っている。彼の国際経験と成功への意欲が、チームを高いところへと引き上げてくれるだろう」
速サカ編集部