2014/11/17
スペイン・リーガエスパニョーラのA・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督は、今後も同クラブで上を目指すと話している。噂される他クラブへの移籍を否定した形だ。
昨季、A・マドリーをリーガエスパニョーラ王者に導き、UEFAチャンピオンズリーグでもファイナリストとなったシメオネ監督。今季苦戦しているイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Cや、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマンが監督交代に踏み切る場合、シメオネ監督はその候補だと噂されている。
だが、シメオネ監督はスペイン『マルカ』で次のように語った。
「チームの天井がどこかは分からない。まだそれを探しているところだ。だからこそ、私は常に向上を目指している。今の私が気にしている唯一の挑戦は、争えるチームをつくることだよ。今の我々はうまく争っている」
「昨季のことはずっとクラブの歴史に残るだろう。だが、今季はまた新しいシーズンなんだ。同じでないことは分かっている。過去にやったことで評価することは不可能だ」
「私は常に、明日にでも解任されるかもしれないと考えている。そうすることで、毎日100%集中できるんだ。私はとても愛しているクラブで3年を過ごすことができた。A・マドリーで本当にうまく過ごしていると言えるよ」
「私は成長を続けたい。10人が変わったチームで勝ち取れるトロフィーとは、クラブが我々に対して設定した目標を達成することだ。それが大事なことなんだよ。競争力のあるチームとして見てもらえるように、確実さとバランス、忍耐を保ち続けたい」
速サカ編集部