2014/11/24
イタリア・セリエAのインテルに所属するDF長友佑都は現地時間11月23日(日)、第12節ミラン戦でフル出場した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同選手に及第点を下回る5.5点という評価を下している。
ロベルト・マンチーニ監督の就任で4バックにシステムが変わったインテル。長友は右サイドで先発出場を果たし、ビハインドを背負っていた61分には、右クロスからMFジョエル・オビの同点弾を演出している。だが、『ガゼッタ』は次のように評価した。
「ジャングルの中の日本人。ミラン先制のプレーで、長友は任務から外れた。ボールに引きずられ、ポジションと方向を失った。4バックに変わった影響で、このようなケースでは両サイドが最も苦しむ。だが、彼は時間とともに良くなった」
ミランがMFジェレミー・メネスのゴールで先制した場面で、長友は当初メネスについていたが、右サイドのスペースを突かれてFWステファン・エル・シャーラウィに反応。メネスのマークを外し、最後はエル・シャーラウィのクロスからメネスに決められている。このプレーが評価に響いたようだ。
インテルはゴールを決めたオビが6.5点とベストプレーヤーの評価。そのほか、MFズドラフコ・クズマノビッチ、FWロドリゴ・パラシオが6.6点と高い採点だった。一方、MFマテオ・コバチッチが5点と厳しい評価に終わっている。
速サカ編集部