2014/11/25
スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、イタリアメディアのインタビューで、クラブとの契約延長を話し合っていると明かした。
昨季、R・マドリーの悲願だったデシマ(10度目の欧州制覇)を達成したアンチェロッティ監督。イタリア『レプッブリカ』で、同監督は次のように話している。
「R・マドリーの歴史に名を残したのが、デシマを成し遂げたからだけというわけじゃないことを願っているよ。私はクラブと2016年までの契約を結んでいる。今、延長について話しているよ」
ライバルのバルセロナで去就が騒がれているFWリオネル・メッシについては、このように述べた。
「彼は残留するだろう。シンボルというものが存在するんだ。我々には(イケル・)カシージャスや(セルヒオ・)ラモス、クリスティアーノ(・ロナウド)がいる。バルサには(セルヒロ・)ブスケッツや(アンドレス・)イニエスタ、メッシがいる」
選手と良好な関係を築くことで知られるアンチェロッティ監督だが、イタリア・セリエAのミランで一緒だったジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は特別な存在だったようだ。
「最も打ち解けられたのはガットゥーゾだ。当時の私は彼の監督だったが、彼は弟みたいなものだったんだよ。ほかの誰にも言わなかったことを、彼にだけ言ったこともあった」
イタリア人のアンチェロッティ監督は、いつかイタリア代表を率いるのだろうか。
「(現監督のアントニオ・)コンテはとても優れた指揮官だよ。イタリアはワールドカップで12年おきにファイナルまで進み、24年おきに優勝している。だから、2030年に立候補するさ。私は71歳になっているが、できるだろう」
速サカ編集部