2014/11/28
スペイン・リーガエスパニョーラのR・マドリーに所属するDFファビオ・コエントランやDFアルバロ・アルベロアが、UEFAのミシェル・プラティニ会長の発言に不満を表している。
今年のFIFAバロンドールは、UEFAチャンピオンズリーグを制覇したR・マドリーのエースであるFWクリスティアーノ・ロナウドと、世界王者ドイツ代表の選手たちが有力候補とされている。プラティニ会長は先日、「ワールドカップがあったシーズンは世界王者の選手が受賞すべきだ」と語った。
これに対し、チームメートたちは不快感を表している。ポルトガル代表でもC・ロナウドのチームメートであるコエントランは、ポルトガル『ボラ』で次のように話した。スペイン『アス』が伝えている。
「どんなキャンペーンをしても、世界中が見たことは変わらない。世界最高とナンバー2の間には大きな違いがある。今年はC・ロナウドに決まっているさ」
「C・ロナウドが受賞しなかったら恥ずべきだ。バロンドールはチームの賞ではなく、個人賞だからね。バロンドールのことを政治的なことに変えるのはひどい。とても責任ある仕事にある人たちが、決定に影響するような発言をしている」
さらに、アルベロアもプラティニ会長の発言について、次のように語った。
「敬意は払うけど、どうしてUEFAの会長がこういう件で個人的な意見を言うのか、一定の立場を取るのかが分からない。今年のバロンドール受賞者はもう決まっているよ。サッカー界の人間なら誰でも、C・ロナウドがベストだと同意するだろう。チームメートだから言っているんじゃないよ」
速サカ編集部