2014/11/30
イングランド・プレミアリーグのリバプールは現地時間11月29日(土)、第13節ストーク・シティ戦で1-0とホームで勝利した。リーグ戦5試合ぶりに白星を取り戻したチームだが、キャプテンのMFスティーブン・ジェラードが先発落ちしている。
ブレンダン・ロジャース監督は、今季のパフォーマンスに批判の声もあるジェラードをベンチスタートとした。ジェラードは75分から途中出場。チームは85分にDFグレン・ジョンソンが値千金の決勝点を挙げ、久しぶりに勝ち点3を取り戻している。
だがこの日は、ジェラードがリバプールでデビューしてちょうど16年目にあたる記念の日だった。それだけに、ジェラードを先発から外したことは大きく注目されている。試合後、ロジャース監督は記念の一日だとは知らなかったと話した。クラブの公式サイトが伝えている。
「スティーブンは、すべての試合でフル出場できるキャリアの段階にない。彼はクリスタル・パレス戦とルドゴレツ戦で見事なプレーをした。我々にはほかに仕事ができる選手たちがいる。スティーブンも分かっているよ」
「ロッカールームに入るまで、16周年だったとは気づかなかったんだ。だが、スティーブンはチームプレーヤーであり、素晴らしい男だ。常にチームの一員となる。私は試合のたびに、結果を残せると思うメンバーを選ばなければいけないんだ」
「彼は16周年だとは言ってこなかった。知ったときには、気の毒に思ったよ。もちろん、どの選手だってすべての試合でフル出場したいものだ。だがこのレベルで、この競争の中、自分たちのチームを考えれば、すべての試合でスティーブンだけに頼ることはできない。それが現実だ」
「私が就任してから、彼は素晴らしかった。それを続けてくれるだろう。だが、我々は話し合い、いつ彼がプレーできるかを検討したんだ」
速サカ編集部